施設紹介

ごあいさつ 

特定非営利活動法人フレンズネットワーク
前理事長 市川 忠克

フレンズNETの起源は、平成9(1997)年5月に少数の者が精神障害者小規模作業所の設立に向けて一歩を踏み出したところから始まります。障害を持つ人の力になりたい、との一心からでした。当時、精神障害者の方々に対する支援体制は国・行政ともに整っていない中で、作業所実現まで多くの困難があったと聞いております。

フレンズNETは特定非営利活動法人フレンズネットワーク(理事8名、監事1名)が設置経営しております。FN工房・FNライフの精神障害者小規模作業所時代を経て、平成22(2010)年法律に規定する指定障害福祉サービス事業所フレンズNETに移行し、現在に至っています。

創業以来20数年になります。この間、さいたま市内外の多くの方々に利用して頂き有難く存じております。サービス提供に当たる職員は誠実をモットーに職務に当たっており、今後とも精進して参ります。

これからも、障害者の方々に対する支援の働きは、ますます充実強化されなければなりません。私共、支援者側の一員として責務を果たしてゆきたいと願っております。多くの方々のご支援・ご協力をお願い申し上げます。

沿革

平成 9年 5月 精神障害者小規模作業所の設立に向けて、市川孝子・高山優の二人が具体的な活動に入った。その過程で旧浦和市内の市民有志に呼び掛けて、ボランティアグループ「フレンズネットワーク」を結成。
会長に柴山千代治が就任。
平成10年 7月 旧浦和市沼影のマンションの一室を借り、任意団体「FN工房」事業開始。
財政的な裏付けのないまま、スタッフは無給、家賃は個人負担の中からの出発だった。
  11月 旧浦和市からの補助金により財政基盤が確立。精神障害者小規模作業所FN工房正式開所。
施設長に市川孝子就任。
手芸品、木工品の製作販売、軽作業、アパート外周清掃、調理実習等の作業活動を行う。
平成13年 5月 施設長変更、市川忠克が就任。
  12月 1回目の事業所移転(さいたま市南区白幡の木造2階建ての民家へ)。
平成14年 2月 フレンズネットワーク会長変更、霜田紀子が就任。
  6月 消費者金融無人ATM清掃作業開始。
平成15年 4月 2回目の事業所移転(さいたま市南区白幡の事務所兼倉庫へ)
平成16年   生うどんの製造開始。
平成17年 4月 3回目の事業所移転(現住所)。
平成18年 3月 同一建物内に精神障害者小規模作業所「FNライフ」開所。
施設長に市川孝子就任。
クッキーなどのスイーツづくり、調理実習等を行う。
平成21年 3月 特定非営利活動法人フレンズネットワーク、法人資格取得。
平成22年 12月 障害者自立支援法(現障害者総合支援法)に規定する指定障害者福祉サービス事業所「フレンズNET」開設(施設長 市川 忠克)
就労移行支援、就労継続支援(B型)の多機能事業所として事業開始。
平成26年 4月

施設長変更、石原 聡が就任。

平成29年 11月 就労移行支援事業廃止。
令和3年 2月1日 理事長変更、石原 聡が就任。

所在地

  • 〒336-0021 埼玉県さいたま市南区別所3-16-11-2階

連絡先

  • TEL/FAX 048-838-6863
  • メール friends-network@dream.ocn.ne.jp

管理者・サービス管理責任者

  • 石原 聡(精神保健福祉士)

職員体制

管理者 常勤1名(兼務)
サービス管理責任者 常勤1名(兼務)
生活支援員 常勤1名
目標工賃達成指導員 常勤1名
職業指導員 常勤1名、非常勤4名

協力医療機関

  • 中浦和メンタルクリニック

利用対象

精神障害、知的障害を持っており、

  1. 一般企業で就労していたが、現在は就労が困難な方。
  2. 就労移行支援事業を利用していたが、就職ができなかった方。
  3. ①、②に該当しない方でも、50歳以上の方または障害基礎年金1級を受給されている方。